松崎さんが残してくれたモノ

古いホンダ系では部品製作や加工で有名な方でした"川口の松崎さん"が
秋に亡くなられました。

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こちらの"オイルインジケーター"は松崎さんが残してくれたモノの一つで,
お使いになってる方も多いと思います。

金属を加工する大小の工作機械が、狭い通路だけを残して詰め込まれた
工場が松崎さんの仕事場でした。雑誌のガレージ紹介に登場した時には、
そのあまりの高密度ぶりに、恒例でした俯瞰図は無理とされました。

いろいろなモノを作っていただいたので、ご紹介させていただきます。
ただ、ちょっと時間を下さい。

オイルタンクの残量インジケーター部分、破損するのと交換も大変なの
でアルミで作っていただきました。

*"雑文"のカテゴリーも失礼なんですが、適当なカテゴリーも無いので、
とりあえずはコチラに書いてみます。「いいよぉ、別にぃ」って笑いながら
の声が聞こえて来る気がします。

ヘラーのバーエンドウインカー

これ、書庫をドコにするか悩んだんですが、入手した90年代にしてみました。

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ドイツの電装メーカー、ヘラー社のバーエンドウインカーは4個が小さな黄色の箱に入って届きました。
この時に一緒に4枚が入ってたのが画像のプリントです。レンズは10個が平らな箱に入って来ましたが、
一回だけ同じ紙が入って来た事が有ります。縦143mm,横105mmです。

ハンドルに装着した状態でレンズの膨らみ部分が前後に向く様に設定されてる事が分かります。現在は
複数のメーカーで似た形状で販売してますが、中には膨らみ部分が無かったりします。もし、HELLAの
ロゴが入ったレンズをお使いでしたら、この先に入手は難しくなるかも知れません。大切にして下さい。

アルファロメオ社でプレスされた初期車両?

連休明けの日曜日、ちょっとゴソゴソ片付けしてましたら、
偶然に見たかった本が一冊出てきました。

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La Vespa 1946-1996(ISBN88-7911-162-0)

ENGINEって雑誌の2015年10月号がアルファロメオ特集で、
この中に「ベスパ初期の車体89台分はアルファロメオ社で
車体パネルをプレス」って小さな記事があったそうです。

この件が気になってたんですが、当時の生産台数の詳細が
こちらのLa Vespa 1946-1996(ISBN88-7911-162-0)にて
月別で紹介されてます。

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足し算したかったのでこんな表にしてみます。

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確かに6月から生産台数は急増の一方、3-5月の生産は約80
台になります。ここらがアルファロメオ社モデル?でしょうか。

1946年ですと「98」っとなりますが、輸出用で125ccモデルが有
りました。現在、中古市場では98/125どちらも"高額物件"です。

RASSEGNA イタリアの歴史系技術の本

1984年のイタリアの本で主には戦前のイタリア技術系を紹介
するシリーズの中で「乗り物 1909-1947」って1冊です。

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ジブリの「風立ちぬ」で登場しますカプローニ、ダスカニオ先生
等、戦前のイタリアで航空機や船舶、ミラノ市電等を設計した
方々が紹介されてます。                        

表紙の絵はダスカニオ先生がD.A.T3開発の構想ノートに描か
れたモノだそうです。主に戦前の話ですので戦後のベスパにも
触れてはいますが、ヘリコプター研究について詳細に解説さ
れてます。                               

今に出版されてますダスカニオ先生の紹介はほとんどが
戦後にベスパで大成功を収めたピアジオ社って内容です
のでムッソリーニとダスカニオなんて資料はなかなか無く
興味を持って解読中です。                   

映画「ローマの休日」

残暑お見舞い申しあげます。

整理してたら映画「ローマの休日」を特集したビバーチェ13が出て来ました。

ベスパのお話ではしばしば出て来る映画ですし、とにかく人気ですのでネット
上でもいろいろな話題が拾えます。で、当時のアメリカの社会的状況を…って
お話でも皆さん話題にされてます。

撮影が行われた1952年、監督のウィリアムワイラーや記者役のグレゴリー
ペックがアメリカを離れ、ローマにいた理由は映画製作の経費が安かった…
だけでは無くアメリカから追われた状況も有るそうです。

マッカーシズム
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%82%BA%E3%83%A0

映画発表時の原作はイアン・マクレラン・ハンターでしたが40年後の1993年
になってダルトン・トランボに訂正されました。トランボ氏もマッカーシズムの
中で友人のハンター氏の名前を使って発表せざるをえない状況に置かれて
ました。

こうしたハリウッドの騒動には後に映画「Easy Rider」ピーターフォンダの父、
ジェーン・フォンダも含まれました。

けっこー、前に書いた文なんですけど思いついたのでアップしてみます。

日経新聞の夕刊

日経新聞の夕刊に出てます連載小説、イラストが時々に気になってます。
浅賀行雄さんって方の作品です。

こちらは2014年12月15日の掲載。
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こちらが昨日(2015/07/06)の掲載です。
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小説では「バイク」になってます。浅賀さん、ベスパお好きなんでしょうか?。

PXの販売台数

最近、中古のPX(ディスクモデル)を探してるって話が周囲に
多いんですが、中古相場がけっこー高いんです。

特に200ccモデルは最後に日本とオーストラリア、それにギ
リシャで販売された為、現在では日本から海外への中古輸
出需要も旺盛です。

どれくらいの台数が過去に売れてるか?、二輪新聞の集計
を表にしてみました。

2004年 229台 200
2005年 354台 200
2006年 250台 想定値です。
2007年 233台 この年はmP3ブームで600台ほど入りました。
2008年 66台  mP3が700台。
2009年 40台弱 ほとんど入荷してません。
2010年 87台  150
2011年 125台 震災の年です。4月ごろから入荷が順調になりました。
2012年 152台
2013年 89台  突然、ベトナムLXが大量に出回りました
2014年 113台

末期の200モデルではクラスターギア(通称クリスマスツリー)の歯が折
れるのとクラッチ(通称COSAタイプ、でもCOSAのはこんな風に壊れま
せんでした)プレートのツメが短期間で消耗する故障が頻発しました。
また、年数や走行距離からクランク両端のオイルシール、変速の不具
合、ディスクブレーキのマスターやキャリパーの消耗部品も寿命になっ
てます。

皆さん、毎日の通勤で使ってる+長年愛用ですので、以前の様にピカ
ピカな低走行車状態の中古を探すのは難しいです。専門店で整備済み
の保証の付いた車両か、ヤフオク中古でしたらよほどの運とある程度の
修理費用を前提にお考えになる事をお勧めします。

知恵袋のグレード変更

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明日から知恵袋のグレードが変わるそうなんで、
記念にこの画像だけ張ってみます。

実は1077件の内、数件は間違ってキンドル関係
の書き込みをこの名前でしてしまいました。

なんだかんだでベスパの事で1000件以上も書き
込みを出来た事、お付き合い有難うございました。

グレードが無くなってもダラダラと時々は書いてみ
ますので、宜しくお願いします。

昔のアルミチューブレスホイール

倉庫整理してたら出て来ました。最近もチューブレスのホイールが出回って
ますけど、昔にこんなアルミのチューブレスホイールがありました。

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タイヤサイズの表記が435-90-265となってます。計算すると3.50-10になります。
90年代の前半に、国内でも出回ったと思います。ただ、コレってナットが緩んで
しまって、穴が変形ってトラブルを時々見ました。

他には普通のホイールで左右の合わせ目にテープで一周。チューブレス用の
ゴムバルブを装着、タイヤのビート部分にパンク糊って方法も試された方はい
らっしゃいました。

スペアータイヤが有るので「チューブレス」がパンク修理にあんまり面倒無い為
か、チューブレス化はそれほど一般的になりませんでしたけど。