2020/04/02 移動制限延長

イタリアの移動制限、4月13日まで延長されたそうです。
各市で経済的に困難な状況に有る方向けに食料の供給を
目的としたチケットが発行されてます。スムースに困っ
てる方に届く事を願います。

2020/04/01 高速道路と工場閉鎖中の臨時雇用

イタリア、高速道路の維持管理は通行料を収入とした
経営です。が、移動規制により通行車両が激減。現在
に公的補助を求めてるそうです。
ポンテデラの工場、幾つかの労組が職種ごとに有りま
す。日本で言えばハローワークに近い働きも労組が担
当します。
現在、2月以降の臨時雇用(移動制限による工場閉鎖と
重なります)の人たちへの賃金支払について、課題にな
ってるそうです。

2020/03/31 Fiera Milano

Fiera Milanoはミラノ市中心部から地下鉄で
30分ほど、超大型展示場です。ミラノでの大
きなショーはここで開かれます。ややこしい
んですが、市内に旧Fiera Milanoが有ります。
巨大な建物が並ぶ施設ですが、展示会場2棟
が臨時の収容施設に改装されてました。準備
は終了で4月1日から実働するそうです。
欧州は多くの屋外イベントが6月の夏至前後に
計画されます。ここ数日、開催を見送るとの発
表が続いてます。
明日4/1から今週一杯、Blogへの書き込みを
お休みします。

2020/03/30 医療機関への寄付

各団体から医療機関への寄付が話題になってます。
マスクや防護服、機材等々、具体的な品物になってる
事が多いです。二輪メーカー、部品メーカー、地域団
体、バイクですと車種ごとに活動が盛んなオーナーズ
クラブも名前をリストに見ます。
緊急で輸送用のバンが必要になった為、地元自動車販
売会社が在庫で持ってた車両を提供って記事もありま
した。
外出移動の制限期間は今週の金曜日(4月3日)です。来
週の6日には工場は再開予定です。
規制は幾つかの段階が有りましたが3月11日に出て3月
20日により強化され、当初は3月25日まででしたが4月
3日まで延長されました。
現状、各種発表されてる数字は残念ながら困難な状況
を示してます。すでに一部大規模工場では延長を前提
に連絡を取ってるそうです。
——このブログは
基本的にはGoogleのNews検索、イタリア在住の知人
からの伝聞等から摘んで書いてます。工場が再開さ
れるまでのつもりです。

2020/03/29 真贋の怪しい話

こうした時ですので、真贋の怪しい話が飛び交ってます。
数日前、「日本で拡大しないのは治療薬が有る」って
動画が出て、「至急でメール確認して」ってミラノか
ら早朝に連絡が届きました。
日本では市販されて無い薬で、治療薬として有効?っ
てウワサは日本以外の国からでした。
ウワサの登場場所として多いのはFB経由で地方情報を
扱うグループだそうです。管理人さんが真贋の確認に
時間を喰われてしまいます。また、放置されれば、内
容が少しずつ変化し拡大拡散されてしまいます。
犯罪を目的にしてると思われる例は、集合住宅の入り
口に役所の文章に酷似した張り紙がされます。内容は
「各家庭に自治体職員が伺い、入室を求める事が有り
ます。対応をお願いします」等だそうです。
見知らぬ相手にドアを開けない様に、怪しい場合は通
報を。と、こちらも対応に追われてるそうです。

2020/03/28 ポンテデラでマスクの配布

ポンテデラの全ての家庭にマスク5枚のセットが
配られます。
外出制限は来週の4月3日(金曜日)まで、会社は翌
週の月曜日(4月6日)に再開…の予定が、現在の情
報です。ただ各数字の拡大は未だ続いてます。
すでに6月の多くのイベントはキャンセル、また
は9月以降に延期されてます。部品メーカー各社
は再起動正常化に数週間が必要になります。生産、
流通の全てが大きな影響を受けてます。
数日間で沈静化、外出制限が来週には解除となれ
ばいいんですが。
—–2020/03/29
“マスク”で検索してる方がいるので「マスクの配
布」表題にポンテデラを入れてみました。

2020/03/27 バイク乗りへの影響

昨日、英国の雑誌SCOOTERINGからメールが届きました。
現在の状況で印刷版を継続して出し続ける事が難しくな
って来た。もし、印刷版の欠号が出た場合、購読期間の
延長で対応する。またPDF版は継続して出すので、メー
ルを注意して見てクレ…との内容でした。
マレーシア(3/18から移動制限で、その期間は4/14まで
延長されました)の知人が関係するショップでは4月末で
資金が不足し、継続が困難との事。移動制限が解除され
てもすぐに需要が回復する事は期待できません。
現在のところで終息の時期を予測するのは困難です。た
だ欧州での夏季休暇までは販売の回復は難しく、二輪販
売への影響は昨年比の-40%程度になるのでは無いかって
ウワサ話は出てます。
早く「新型」とか「昔は」ってバイクの話が出来る様に
なるとイイんですけど。今はバイクの話が出来るだけの
余裕も無いです。

2020/03/26 もうすぐ夏時間

日本との時差は現在が8時間。日本が深夜0時ならミラノは
夕方4時です。が、3月29日の深夜2時に夏時間へ変更にな
ります。時差は7時間で日本が深夜0時ならミラノは夕方5
時です。
イタリア半島、長靴に例えられる事が多いです。地名にピン
と来ない時もさっと右足の内側を出して「ここらだよ」って
教えて貰う事は時々に有ります。
現在、被害が集中してるのは長靴の上の方。町ごとの数字が
毎日に発表されます。
http://www.salute.gov.it/portale/nuovocoronavirus/dettaglioNotizieNuovoCoronavirus.jsp?lingua=italiano&menu=notizie&p=dalministero&id=4322
数字は上から
症例:74386
陽性:57521
治癒:9362
入院:23112
集中治療室:3489
在宅隔離:30920
亡くなられた方:7503
感染が確認された方の数字では北部のベルガモ(人口12万人)が
約7500人、ブレシア(20万人)が6500人、ミラノ(130万人)が
6000人。ベルガモに集中してしまった事が分かります。ベル
ガモはベスパ関連ではポリーニ社。町中に事務所とショール
ーム、郊外に工場が有ります。
発表はイタリア各地の数字になります。長靴、中央部のスネ側、
ローマは280万人の大都市ですが、感染が確認された方は1400人。
南部になりますとさらに数字は小さくなります。
一日も早く、普通の生活に戻れます様にと願う事しかできません。
2020/03/27修正 
“亡くなられた方”は”感染が確認された方”の間違いでした。
修正しました。

2020/03/25 Scorzeの工場

イタリアで毎日に増え続ける感染と亡くなる方の数字はネットで
見られます。ただ、感染の数が街の人口に比べて多いのは検査の
規模によります。現地で起こってる事を読み取るのは難しいです。
新しく見つかる感染者の数は3/21をピークに下がり出しました。
このまま下がる事を祈る事しかできません。
沢山のホームページが作られてます。公式、また英語で読めるの
はコチラになります。
http://www.protezionecivile.gov.it/home
発生者数を地図上に表示 PC版
http://opendatadpc.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/b0c68bce2cce478eaac82fe38d4138b1
昨日、Apriliaの街をNoaleと書きました。別に工場が6kmほど離れ
たScorzeに有ります。行政上は別の市です。
25日からイタリア政府の対応に抗議としてガソリンスタンドがスト
ライキを予定してます。トラック輸送等、流通網への影響が出ると
思います。

2020/03/23 ポンテデラ工場の長期休止

文章を書いてる間にも次々と状況の変化が届いてます。
脈絡等、かなり雑なのはゴメンなさいです。
ポンテデラの工場は20日まで稼働、23日から4月3日
(実質的には土日が有るので6日)まで閉鎖されました。
報道ですと一人の感染者が出たそうです。
長靴に例えればイタリアの4輪、2輪(大手はDucati…)
は上部に集中してます。今回、初期に感染が多発した
地域です。
同じPiaggioグループになりますMOTO GUZZIは長靴の
上辺中央、スイス国境に近いところで(小さな美しい山
と湖に囲まれた地域です)、ポンテデラから北に250km。
現在に感染が拡大してる状況です。
Apriliaの街、Noaleは長靴の上側ですがフクラハギの方。
ベネチアの近所です。ポンテラの北東250km。ベネチ
アが患者数激増で30km離れたNoaleの病院へ転送が続
いてます。
もう一箇所、広報部門はミラノになります。
上の通り、感染多発の地域とポンテデラは離れてた事
もあり、先週まで工場は稼働してました。
ミラノは現在にほぼ外出禁止令が出てます。スーパー
等で食料や日常用品を購入するのは店内の人数規制で
時間は掛かりますが、待てば大丈夫だそうです。
現在に北部は感染者数の増加が止まりません。サーキ
ットで有名なモンザって小さな街、部品でお馴染みの
RMS、それにデロルトが有ります。現在に患者数が増
えてます。ミラノ郊外-緑の畑が多い田舎です。
ポンテデラ工場が長期に止まるのは1966年の大水害、
1977年(Pが登場します)の労働争議以来だそうです。
現在に日本から出来る事は…限られます。各街の医療
機関は深刻な資材不足から寄付の口座を開いてます。
が、国際送金は慣れてる方で無いと難しいと思います。
送金手数料等も掛かります。また、検索では信頼性に
疑問な口座が出て来てます。
もし、イタリアに知人がいらっしゃれば連絡してみて
ください。多くの方は自宅待機で暇してます。