先週の3月22-24日はビッグサイトで東京MCショーでした。
このショー、名称こそ同じで今回が46回となってますが主催は
当初と全く異なります。
画像は第20回東京MCショー(1991)、カタログからです。20回で
歴史を振り返る的な内容になってます。この直後、1992年(TRC
でした)を最後に東京MCショーは4メーカー+輸入商社を中心に
したグループで1994年(晴海)で22回として開催されます。
飛んだ1993年はモーターサイクルフェスタってのがビッグサイト
で旧東京MCショーに関係してた方々によって同規模にて開催
されました。
第一回は1971年、中心になったのは大久保力氏と島英彦氏。
レーサーとレーシングマシン制作の方ですから集まったのも
レーサーと改造車になります。
リストでは90台ですが実際は98台、そして2800人が集まった
そうです。
4台のベスパが有ります。125STD/180Rally、そして2台のサ
イドカー、リストではアウトフックになってますがアウトフィット
(Outfit:サイドカー)で1台はスモールにモンキー用に作ったサ
イドカーを流用、もう一台は事実上でエンジンのみを流用した
自製ツインビームフレーム(当時、小排気量ニーラーサイドカ
ーにベスパのユニットを使うのは英国では何台か先例が有り
ました)です。
60年代から国内でもサイドカーレースに熱心に取り組んでる
グループが有り、BMWのニーラーレーサーは数台が国内に
有りました。さらにより理想的なニーラーを自製しよう、しかも
公道走行可能なマシンを…と頑張ってた人たちがいらっしゃ
いました。
このグループは他にカワサキマッハのエンジンを装着したニ
ーラーの車検取得にも成功しました。