米国のV型2気筒では多いんですが、豊富な社外部品を使って1台を
組み上げるって方法が有ります。メーカーが出した新車では無いです
が、事実上の新車が入手出来る事になります。
スモールに似た組み立て車が現在に幾つかの国で「予約受付中」です。
価格は約60-70万円。
上記の米国某V型2気筒では、そのほとんどはメーカーが出した状態と
同じって事は無く、ユーザーの好みに合わせた姿になりました。ところが、
今回の話題になってる車両は小さなプラスチックの車両名称が書かれた
部分以外はだいたい同じです。
メーカーが生産を終了してから、後に組み立てた車両を「メーカーの生
産」として車体番号を継続した例は幾つか有ります。レース向け車両で、
最初からメーカーが競技での消耗を念頭に作ったフレームを予備の部
品として持ってて、後日に組み立てた等です。
ただ、今回のお話は"そこらの諸問題"に対しては微妙です。なので、
あまり派手な話としては伝わらないと思います。一方で多くのベスパ
好きにとっては「新車が組める社外部品の充実」は夢の一つでした。
6年ほど前、ミラノのショーでやたら地味にドンガラのフレームが展示
されてました。当時は中の一部部品がまだ出来てませんでした。